我が家のうさぎさん
メスのうーちゃんは2歳
オスのえーちゃんは1歳になりました。
可愛いうさぎさんですが
避妊や去勢はみなさんどうなさっていますか??
coolbearです
うさぎの去勢・避妊について
うさぎを飼い始めてすぐに、うさぎの避妊や去勢はしたほうがいいと
身近にペットを飼っている人から言われたことがあります。
他の知人に聞いても、生殖器系の病気になりやすいことから
手術はしたほうがいいと言われてきました。
しかし、私として今は元気なうさぎさんに
わざわざメスを入れて、痛い思いをさせるのはなんだかかわいそうで
真剣に手術に関して考えていませんでした。
しかし今回私は手術を決めました。
なぜ決めるに至ったか、調べてみたことも一緒に
書いていきたいと思います。
去勢・避妊手術のメリット
- 健康面でのメリット:
- メスうさぎは、高齢になると子宮腫瘍や卵巣の病気になるリスクが高いため、避妊手術によりこれらの病気を防ぐことができます。特に、メスうさぎの子宮疾患の発症率は非常に高く、手術によりそのリスクを大幅に減らせます。
- オスうさぎでは、精巣腫瘍や前立腺の問題などの病気のリスクを減少させることができます。
- 行動面でのメリット:
- 去勢や避妊を行うと、オス・メス共にホルモンの影響を受けた問題行動が減少します。例えば、オスはマーキング(尿をあちこちにかける行為)や攻撃的な行動が減り、メスは妊娠に関連するストレスや攻撃性が減ります。
- 他のうさぎや人間に対してより穏やかでフレンドリーになることがあります。
手術の適齢期
- オスうさぎ: 生後4〜6ヶ月が一般的な去勢の適齢期です。この頃には性成熟を迎え、マーキングや攻撃性が現れるため、手術が推奨されます。
- メスうさぎ: 生後6ヶ月〜1歳程度が避妊手術の適齢期です。手術のタイミングは性成熟後が理想的ですが、メスは若いうちに避妊手術を受けることで、子宮の病気を予防しやすくなります。
手術のリスク
- 去勢・避妊手術は一般的に安全ですが、うさぎは犬や猫に比べて少しデリケートな動物です。そのため、うさぎに詳しい獣医師に手術を依頼することが重要です。手術中の麻酔や術後のケアが適切に行われれば、リスクは最小限に抑えられます。
ちなみに我が家のメスのうさぎちゃんは2歳になりました。
できるだけ早いほうがいいとは言っても、迷ってしまったため遅くなったのも否めません。
遅くなることに関して新たなリスクはあるのかな??
→うさぎの避妊手術は、若いうちに行ったほうが麻酔や手術のリスクが低い傾向があります。しかし、2歳であっても健康状態が良ければ、手術のリスクはそれほど高くはありません。重要なのは、うさぎに詳しい獣医師に診てもらい、健康チェックを受けたうえで、手術を受けるかどうかを判断することです。
それは人間でもおなじですね。体調が悪ければできませんし、栄養状態が悪ければできませんし。
私がお願いするクリニックはうさぎの手術も数多く行っていますし、数人獣医さんがいますので、
環境的にはいいと思いました。
手術の費用
- 通常10,000円〜30,000円程度が相場です。手術前には獣医師と相談し、費用やリスクについて確認しておきましょう。
- 私がお願いするクリニックは去勢30000円 避妊50000円です。しかし1泊するということでした。術後すぐ帰宅されても何かあると困るし1日様子をみていただけるため、安心代となると思います。ご自身で決めたらいいかと思います。
なぜうさぎは子宮の病気になりやすいのか?
うさぎのメスが子宮の病気を発症しやすい理由は、生理的特性や繁殖行動、ホルモンの影響などに関連しています。特に、子宮腺癌(子宮の癌)や子宮内膜炎などの病気が、未避妊のメスのうさぎにおいて非常に高いリスクとなります。
1. 生殖サイクルの特性
- うさぎは、他の動物とは異なり、季節性多発情*と呼ばれる繁殖行動を持っています。つまり、交尾によって排卵するため、発情期が定期的に訪れます。このため、メスのうさぎは一年中、ホルモンの影響を受け続けることになり、子宮や卵巣が常に刺激されている状態が続きます。これが、子宮にかかる負担を増加させ、腫瘍や炎症が発生しやすくなります。
*季節性多発情…日照時間などの季節的な要素によって発情を繰り返す動物の繁殖行動
2. ホルモンの影響
- 発情期や妊娠を繰り返すことで、メスうさぎの体内ではエストロゲンなどのホルモンが増加します。このホルモンの長期間にわたる影響が、子宮の細胞に負担を与え、異常な細胞増殖や腫瘍の形成を引き起こしやすくなります。特に、子宮腺癌はこのホルモンバランスの崩れが大きな原因の一つです。
3. 年齢によるリスクの増加
- メスのうさぎは、年を取るにつれて子宮腺癌の発症リスクが高まります。一般的に、4歳以上のうさぎでは、50〜80%の割合で子宮腺癌のリスクがあるとされています。これは、長期間にわたってホルモンの影響を受け続けるためであり、未避妊のうさぎにおいて特に重要な問題です。
4. 偽妊娠の影響
- メスうさぎは、妊娠していないにもかかわらず、妊娠したような行動を示す「偽妊娠」を経験することがあります。偽妊娠中はホルモンレベルが変化し、巣作りや攻撃的な行動が見られることが多いですが、これもまた子宮に対する負担を増やし、子宮疾患のリスクを高める原因となります。
5. 繁殖をしないことによる影響
- ペットとして飼われているメスうさぎは、自然の環境とは異なり、頻繁に交尾や繁殖を行わないため、発情サイクルが長期化します。発情が続くことでホルモンのバランスが崩れ、子宮が病気にかかりやすくなると言われています。
6. 子宮疾患の種類
メスうさぎに発症しやすい子宮疾患には、以下のようなものがあります。
- 子宮腺癌: 子宮の細胞が異常増殖し、腫瘍を形成する癌です。メスうさぎに多く見られ、最も重篤な子宮疾患の一つです。
- 子宮内膜炎: 子宮内膜が炎症を起こす疾患で、感染症やホルモンバランスの乱れによって発生することがあります。
- 子宮ポリープ: 子宮内にできる良性の腫瘍で、繁殖サイクルの乱れやホルモンの影響で発生します。
7. 予防策: 避妊手術
- 避妊手術(卵巣および子宮の摘出)は、これらの子宮疾患を予防するために最も効果的な手段です。特に若いうちに避妊手術を行うことで、子宮腺癌や他の子宮疾患のリスクを大幅に減らすことができます。また、手術を受けることで、ホルモンによる行動上の問題も軽減されることが多いです。
結局のところ、病気になる確率と手術の失敗する確率を比べると、前者の方が高いと私なりに判断し
今回手術をお願いすることにしました。
うーちゃん、えーちゃんのストレスもあるかとは思いますが
お話できないので、飼い主がまずはうさぎについて勉強し、責任を持って管理することで
うさぎさんの生活の安定を手助けできたらと思います。
今後もきちんと可愛がります。
手術がんばろうね!
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